円昭ビルの鋼鉄製の看板です。塗装はしておりません。
よってサビが出て来ます。⇩
鋼材が酸素と水にさらされるとサビが発生します。この時のサビは一般的な赤錆です。
ほっておくとどんどんサビが進行し、ボロボロになっていきます。
そこで、このサビの進行を止めるため黒サビに転換する薬剤を塗り進行を止めます。
黒サビは表面に膜を形成してサビの進行を止めてくれます。
こうして円昭ビルの赤くサビた看板は、黒サビに覆われて約一年かけて完成しました。
化学反応で赤から黒へと転換するのですが、レトロ感と重厚感が出て良い雰囲気が出ました。